和平フレイズは2023年9月 味覚探訪(韓国編)石焼ビビンバ鍋を発売しました!今回は石焼ビビンバ鍋の特徴と使い方をご紹介します。
石焼ビビンバ鍋はカリカリのおこげが作れるだけでなく、アツアツが長く続くのでスープにもオススメ。これから冬本番のこの時期、ご自宅用に1つあると、心も体もほっこりしますよ〜お店で食べるような本格的韓国料理をご自宅で気軽に楽しみましょう。
石焼ビビンバ鍋の特徴
【メリット】アツアツが長続き、カリカリのおこげ
石鍋といえば、なんといっても優れた保温性。スープで美味しいと感じる温度は約60〜70度と言われています。簡易検証の結果、陶器の器は約15分で60度以下になってしまいましたが、石鍋は約30分ごろまで温かいままでした。食べ終わりまでずっと温かいので、寒さ厳しい冬場や、しっかり汗をかきたい夏場にもオススメです。
一般的な陶器の器 | 石焼ビビンバ鍋 | |
5分後 | 73.5℃ | 95.3℃ |
10分後 | 65.5℃ | 83.8℃ |
15分後 | 58.5℃ | 75.5℃ |
20分後 | 53.5℃ | 68.3℃ |
30分後 | 46.4℃ | 57.2℃ |
40分後 | 41.8℃ | 48.3℃ |
【簡易検証】室温22度下で温度経過を観察。
・陶器の器=600mlの熱湯を陶器の器に注いだ後、計測開始。
・石焼ビビンバ鍋=600mlの水を鍋に入れ、ガスコンロで15分加熱し沸騰させた後、計測開始。
また、ビビンバやチャーハンなどは、おこげが作れる点もオススメ。おこげはフライパンやスキレットでも作れますが、石鍋のおこげは長時間温かく、より美味しく感じられますよ。
【デメリット】重い、IHクッキングヒーターNG
焼肉屋さんなどでよく見かける18cmの石鍋で、約2kgの重さ。重いとお手入れや後片付けが少し大変です。
また、IHクッキングヒーター、カセットコンロ、電子レンジには使用できませんので、ご注意ください。
(※カセットコンロに置くと、輻射熱によりボンベが高温加熱され危険な状態となります。)
もっと気軽に普段使いしたい…という方には、陶器ビビンバ鍋もあります。
味覚探訪(韓国編) 耐熱陶器鍋14cmの場合、重さは約900g。電子レンジ・ガスコンロ対応なので手軽に調理できます。ぜひチェックしてみてくださいね。
使い始めの準備
石焼ビビンバ鍋は、天然石でできているため、使い始める前に少し準備が必要です。
購入直後は、表面がさらっとした石ですが、お湯で煮てから乾燥させ、油を塗るとツヤがでます。
では、準備作業を始めましょう。
<準備する物>
・ビビンバ鍋本体
・大鍋(石鍋全体が水に浸せられるサイズ)
・食器用洗剤/食器用スポンジ
・食用油
・食塩(水1.0Lに対して大さじ1)
①食器用洗剤をつけて、スポンジなどで十分に洗います。
②大鍋に本体が十分に浸かるくらいの水を張り、水1Lに対して大さじ1程度の食塩を入れます。(画像の鍋は、3.5Lの水を入れました。)
※石鍋と大鍋の間に割り箸などを置き、隙間を作ってください。鍋底に密着すると空焚き状態になり危険です。
③大鍋に本体を入れ、中火で20分程度沸騰させます。
④冷めるまで待って鍋を取り出し、流水で塩分を取り除きます。
※すぐに水で冷やすと割れる恐れがあります。
⑤水気を拭き取り、弱火で加熱し乾燥させます。
⑥乾燥した本体の表面全体にサラダ油を塗り込み、弱火で5分程度加熱し火を止め、冷めるまで放置してください。※表面にツヤが出る程度が最適です。
基本的な使い方
カリカリのおこげが美味しいごはんものと、アツアツの汁物。この2つの使い方をおさえておけばOK!
使い方(ごはんもの)
①本体を弱火で十分に予熱し、石鍋の内側に油を塗る。
予熱が不十分だと、本体にご飯がこびりつきやすくなります。
②本体にご飯と具材をのせて、弱火で5〜10分程度加熱したら出来上がり。
(※加熱時間は、石鍋のサイズ、レシピにより異なります。)
使い方(汁物)
①本体にスープと具材を入れる。
②弱火で15〜20分程度加熱し、食材に火が通ったら出来上がり。
(※加熱時間は、石鍋のサイズ、レシピにより異なります。)
使用上の注意
※石鍋は火の通りがとてもゆっくりなので、すぐには沸騰しません。つい火力を上げたくなりますが、「弱火」を守って調理してください。火力が強すぎると、ヒビ割れ、破損の原因になります。
※調理中や直後は熱くなっています。敷板などに移す場合は、「やっとこ」を用いてください。薄手のミトンや布だと、ヤケドする恐れがあります。
※過度の空炊きをしないでください。空炊きは火災やひび割れ、破損やヤケドの原因になります。万一、空炊きをした場合に水等をかけて急冷しないでください。
オススメのレシピ
石焼ビビンバ
焼肉屋さんでも定番のビビンバ!合いびき肉を使った節約レシピです。おうちでアツアツのビビンバが食べられる幸せと言ったら。コチュジャンとキムチはお好みで。辛いもの好きの方はたっぷりと入れましょう。
▶︎詳しいレシピはこちら
牛肉ペッパーライス
牛肉をたっぷり使ったガッツリレシピ。石鍋は保温力に優れているので、焼きながら食べられますよ。おこげを見つけるのが楽しくなるはず。
▶︎詳しいレシピはこちら
タッカンマリ
タッカンマリは、韓国語で「鶏一羽」という意味。安くて食べ応えのある手羽元を使ったレシピです。生姜で体がポカポカ温かくなるので、寒い冬や、体調を崩した時におすすめです。
▶︎詳しいレシピはこちら
お手入れ
①本体が自然に冷めるのを待ってから食器用洗剤をつけて、スポンジ等で十分に洗います。
②水気を拭き取り乾燥させた後、薄く油を塗ってください。
※食器洗浄機や食器乾燥機は使用できません。
焦げの落とし方
お湯に浸して焦げ付きを柔らかくしてから取り除いてください。
※スチールたわし、研磨剤入りのナイロンたわしやスポンジ、磨き粉などを使用しないでください。
お湯につけてしばらく放置しておくと、上記のようにこびりつきがふやけてきます。一度で取れない場合は、お湯を入れて何度か繰り返しましょう。
コスト比較!外食で食べるV.S.おうちで作る
外食で石焼ビビンバを食べた場合と、おうちで石焼ビビンバを作った場合のコストを計算してみました!
⚫︎外食の場合 石焼ビビンバ1食分 約¥1,400
⚫︎おうちで作る場合
ごはん250g 約¥150
豆もやし1/4袋 約¥10
ほうれん草1/4束 約¥40
にんじん1/4本 約¥10
合い挽き肉100g 約¥150
卵黄1個 約¥20
※砂糖、酒、しょうゆ、ごま油、コチュジャン、白ごま、糸唐辛子など別途初期費用を除く
食材費合計 約¥380
石鍋の本体価格は約¥3,000なので、外食約2.5回分という計算になりました。
石焼ビビンバ以外にも、牛肉ペッパーライス、韓国チゲ、チーズキムチ炒飯など、いろんなレシピが楽しめます。韓国料理以外にも、おでんやちゃんこ鍋、シチューやカレーうどん、オムライスなど、和風&洋風のお料理もOKなので、何かと出番は多いですよ。
ちなみに、筆者の家では、週末のちょっとしたイベント飯として活躍しています(ホットプレートに近い感覚)。アツアツハフハフと、みんなで取り合いながらビビンバやチゲを楽しんでいます。