好物は季節の食べ物、やまやです。
秋も深まり、収穫の時期を迎える野菜や果物にわくわくしている日々です。
秋の果物「ザクロ」
秋に美味しい果物はたくさんありますが、先日実家に寄ったらザクロが熟していたので収穫してきました。
ザクロは秋の果物として、りんごや梨に比べるとあまりメジャーではないかもしれませんね。
日本で多く見かける品種は、実が成熟すると割れてくるので、この頃に収穫します。
ザクロの栄養価としては、ビタミンやクエン酸が多く含まれていて、疲労回復に効果が期待できます。また、アントシアニンやタンニンなどのポリフェノールもたっぷり含まれているので、抗酸化作用も高く、美容や健康に良いとされています!
旧約聖書にも登場しているザクロは5000年以上前から栽培されていて、日本には平安時代に中国から伝来したと考えられているそうです。
当時から日本では主に観賞用として栽培されていて、やはり私の実家でも庭先に植えられています。中東やアメリカ、東南アジアのザクロは甘い品種のようですが、日本のザクロは酸味の強いものが多いようです。
私の実家のザクロも酸味が強いですが、ひと手間かければ、甘酸っぱくて美味しいジャムが出来上がります!
ザクロとりんごで作る秋のジャム
用意するもの
- ザクロ
- りんご
- 砂糖
このレシピでは使いませんでしたが、お好みでレモン汁(ペクチン)を用意するといいかもしれません。
ジャムのとろみは加熱時間を増やしたり、十分な量の砂糖を入れたりすることでもつきますが、ペクチンを加えた方がより早く、砂糖の量を抑えたい場合はよりヘルシーに出来上がると思います。
今回作った下記のような分量だと、通常よりはさらりとしたジャムが出来上がります。
参考の1つになれば幸いです!
1.まずはザクロの実を取り出します
水を張ったボールを用意し、割れたところから手で開きます。
ボールの中に、実を手で落としていきます。水の中に粒が沈み、殻が浮いてくるので取り除きます。
細かい殻は水と一緒に流します。
2.分量を計ります
ザクロの分量を計り、60%の砂糖と合わせて鍋へ入れます。
今回はザクロが約200gだったので、砂糖は約120gです。
砂糖の量はお好みなので、ザクロ自体の品種や個体の甘さも配慮して、さっぱり目の30%~甘めの80%で調節してくださいね。
このザクロはかなり酸っぱいので60%です!
※糖度が高い方がより長く保存できます。甘さ控えめの場合は早めに使い切るようにしましょう。
3.すりおろしりんごを用意します
砂糖の浸透圧を期待している間に(実際はザクロに対して無意味ですが…笑)、りんご1/2を皮ごと擦りおろします。
これが一応ささやかなペクチン要素になります。
りんごを入れるとフルーティーさがプラスされ、また食感も楽しいジャムが出来上がります。
4.弱火にかけます
砂糖と合わせたザクロを弱火にかけます。
擦りおろしりんごは後で入れます。
5.ザルとボールを使って種を濾し取ります
ある程度水分が出てきたらザルとボールを使って種を濾し取ります。
鍋に戻し、すりおろしたりんごを加えてお好みの硬さまで煮詰めます。
様子をみながら弱火にかけ、アクが出てきたら取り除きます。
6.保存瓶に移して完成です
完成したジャムは煮沸消毒、もしくはキッチン用の消毒アルコールでよく拭いた保存瓶に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存します。冷えると固まるので、緩めの状態で瓶に移しましょう。
ルビー色が綺麗な、甘酸っぱくて美味しい秋のジャムが出来ました!
パンやホットケーキ、ヨーグルトやクラッカーと一緒に頂こうと思います。
ザクロの加工
「日本では主に観賞用」のザクロですが、実をつければ食べることが出来ます。
ただ、上記の通り酸味が強く、そのまま食べるよりはシロップやジュース、ジャムなどに加工した方が美味しく頂けます。個人的には果実酒もオススメです!
もちろんイラン産やカリフォルニア産のザクロを購入して使っても◎
輸入品はあまり季節に縛られませんし、何より甘くて美味しい!
そのまま食べるには種が多くて食べにくいというイメージもあるので、甘いザクロも加工した方が食べやすいかもしれません。
ルビー色の見た目も綺麗なザクロ。美味しく栄養も頂きましょう!
【商品紹介】enzo(エンゾウ)ステンレスボール21cm
実を取り出す時に使用したのは「enzo(エンゾウ)ステンレスボール21cm」。
深めで膨らみのある形状なので、液体を入れた時の作業や、かき混ぜる時に飛び散りにくいという特性があります。安定感のある膨らみとフチ形状は、持ちやすく、こねる時にしっかりと力を入れられる設計です。
ジャム作りでは実際に水を入れましたが、膨らみのある形状がとても作業しやすかったです。特に、殻を取り除く作業は手が入れやすく、粒をざっとかき混ぜて洗う作業は快適でした!
同型のざるとデザインを統一したフチ形状なので、水が中に入り込みにくく、使いやすくなっています。
サビに強く、お手入れも簡単な18-8ステンレスを使用し、燕三条の職人の手によって底面は頑丈に、全体は軽量化した作りになっています。
【商品紹介】enzo(エンゾウ)ステンレスざる21cm
種を濾し取る時に使用したのは「enzo(エンゾウ)ステンレスざる21cm」。
ざるの網目は密過ぎると水切れが悪く、粗いと食材が漏れてしまいます。「enzo(エンゾウ)ステンレスざる」は、お米のような小さな食材が落ちずに洗える網を使用しているので、ザクロの種も挟まることなく、しっかりキャッチしていました。
網自体の強度を上げるため、一般的なざるより太目の0.5mm径のステンレス鋼線を使用しています。強度の高い網になっているので、今回のような「種を濾し取る」作業にも使うことが出来ます。
実際使ってみて安定感がありましたし、種が落ちたり、目に挟まったりしなかったので快適に作業を行うことが出来ました!
つい叩きがちで変形しやすいフチ部は強度があり、網が抜けにくい構造でもあります。
網をしっかりと引っ張り、フチ部分に芯材と一緒にきっちりと巻き込んでいます。この構造で全体に張りを出し、網も抜けにくくしています。
段差のない特殊溶接なので、見た目もきれいで、引っかからない設計なのも嬉しいポイントです!
一生モノの燕三条製
底面は厚くて重く、側面を薄く伸ばすことで全体を軽量化し、安定感のある設計で仕上げた「enzo(エンゾウ)ステンレスボール」。ざるの水を切る機能を保ちながら網自体の強度を追求した、永く使える一生モノを目指した「enzo(エンゾウ)ステンレスざる」。
使い勝手の良い、洗練されたキッチンウェアは、1つあれば調理の様々なシーンで活躍します。
キッチンウェアブランド「enzo(エンゾウ)」新発売
上記はキッチンウェアブランド「enzo(エンゾウ)」についての記事になります。
是非チェックしてみてくださいね。