フェスはみんなが自由に楽しめる!
よく音楽フェスに行っています。
音楽好きな人たちや、お酒を飲むことが好きな人、キャンプが好きな人。みんな思い思いに楽しめるのがフェスのいいところです。
また、親子で参加している人も多くいます。観察していると、お父さん・お母さんだけでなく、そのお子様も踊ったり歌ったりと楽しそうに過ごしています。
子連れ参加だとハードルが高い?
夏は特に、大型の野外音楽フェスが多く開催されます。
フェスに行ってみたい気持ちはあるけれど、
「会場が広くて移動が大変そう…」
「子供が泣き出したら…」
「子供が飽きてしまったら…」
子連れでの野外音楽フェスはハードルが高いと思う人も多いかもしれません。
私はまだ独り身なので、親の気持ちを知ることはできません…。
が、フェスに参加してきてわかった「持ち物や過ごし方のコツ」から「子連れでも楽しめる野外音楽フェスの楽しみ方」を提案してみたいと思います!
コツ①「重ね着」ファッションで体温調整。靴の選び方もポイント!
動きやすい服装は必須です。
野外で開催されるフェスでは、日が落ちると一気に冷え込むことも。上はTシャツに、パーカーなどを重ね着して調節しましょう。
キッズサイズのTシャツをグッズにしているフェスや、アーティストもいます。
会場で、親子でお揃いで着ているのをよく見かけます。わかりやすいですし、なにより一体感が生まれますよね!
また、靴の選び方も重要です。
会場ではよく歩いたり、跳ねたり、飛んだり…とアクティブに動きます。
都市型野外フェスではスニーカーでもOKです。キャンプフェスでは会場がキャンプ場だったりゴルフ場だったりと、広大な土地で起伏も多かったりするので、トレッキングシューズやスポーツシューズがおすすめです。
雨が降りそうならば、はじめから長靴で行ってしまうのもおすすめです。雨が降らなかったとしても靴は汚れやすいので、対策になりますよ。
サンダルはNG
雨でどうせ濡れるのだからと、サンダルで行ってしまうのはおすすめしません。
足を踏まれたりと、怪我の恐れがあります。また、足元から冷えて体調を崩す原因にもなります。
コツ②「傘を使わない雨対策」をしましょう!
野外の会場では、傘の使用が禁止されていることも多いです。おすすめは「ポンチョ」や「レインウエア」です。
- ポンチョはリュックを背負った上からでも羽織れるのがいいところ。キッズサイズでかわいいデザインの商品も多く売っていますね。
- 写真のレインウエアは上と下で分かれているので動きやすく、濡れる面積を少なくしてくれます。値段が少々高いのですが、1セットあると長く使えて重宝します。
ビニール製のカッパは激しい動きで破れやすく、蒸れ、気温が高いと体調を崩す原因にもなりかねませんので、あまりおすすめしません。
Tシャツでずぶ濡れはNG
ビニール製のレインコートは激しい動きで破れやすいです。気温が高いと中が蒸れますので、あまりおすすめしません。
また、「雨でどうせ濡れるから」とTシャツだけで過ごすのは避けましょう!夏場の暑い時期でも、1日外にいると体が冷えてしまいます。
コツ③「マグボトル」を持ち歩いて、快適に水分補給!
普段よりよく歩き、動くので水分補給をこまめにしましょう。
マグボトルを一本持ち歩けば、中身がなくなっても詰め替えることができ、冷たさが長持ちします。
また、こんな使い方もできますよ。
マグボトル(水筒)でフェスの休憩時間を過ごす3つのおすすめ方法
コツ④休憩場所を確保する
野外音楽フェスの長い1日を楽しむためには、休憩を取ることも大事です。
ごはんを食べたり、昼寝をしたり。どこかのステージから聞こえる音楽をBGMに過ごす、贅沢感も味わえますよ。
シートエリアがある会場では、時間が経つにつれどんどん埋まっていくので、早めに休憩場所を確保しましょう。
また、簡易テントもあると便利です。
日よけや、授乳やおむつ替え、着替えにも使えますよ。
コツ⑤子ども用のイヤーマフ(ヘッドホン)と遊べるものを少々。
お子様はイヤーマフ(ヘッドホン)をするようにしましょう。
衝撃的な大きな音を聞くなどして“音響外傷”(難聴、耳鳴りなどを起こす耳の疾患)になることがあるためです。
キッズスペースがない会場では、飽きてしまった子どもを遊ばせるアイテムを少し持って行きましょう。
遊びながら食べられるお菓子や、スマホやタブレットを使わせている方も多いですよ。
2016年9月にRicke(リッケ)が出展した野外音楽フェス「New Acoustic Camp(通称ニューアコ)」は、子供専用の仮設トイレがあったり、託児ブースが充実していて、他の音楽フェスより子連れで参加している方が多いのが印象的でした。
広々としたフィールドで子供達がのびのび楽しんでいる姿をみてほっこりしました。
他にも、
大型野外ロックフェスで有名なFUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)では中学生以下の入場料が無料。
ARABAKI ROCK FEST.(アラバキ)、ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロッキン)、RISING SUN ROCK FESTIVALでは小学生以下が無料(いずれも保護者同伴)です。
家族分の入場料の負担は大変ですよね。まずはこのようなフェスから行ってみるのもいいかもしれません。
番外編~キャンプフェスの朝ごはんは”ホットサンド”で!
Ricke(リッケ)の開発に携わったことがきっかけで、フェスに行きだした私のおすすめは「ホットサンド」です!
野外音楽フェスの中でもキャンプも楽しめるフェスでは、ご飯作りもしてみてください。
ホットサンドはパンと好きな中身の具を準備して、挟んで焼くだけの簡単メニューです。栄養バランスがとれ、腹持ちがいいのもポイントです。
今回は、私が実際にキャンプフェスで作ったホットサンドをご紹介します。
さんまの蒲焼き缶ホットサンド
クーラーボックスを持ち込んでも、容量や保冷の限度があります。なるべく常温保存で持ち運べ、痛みにくい食材で作りたいと思い、さんまの蒲焼き缶詰を選びました。ホットサンド1個分に使うのは1/2缶です。
あとは何にでも合うはずだ!と思い込んでいるアボカド(1/2個)とプチトマト(3個)を組み合わせ、味付けはマヨネーズです。
「この組み合わせはどうなんだろう・・・」と半信半疑で焼きました。
が、出来上がってみると意外と美味しい!さんまの蒲焼きが程よく甘く、途中でトマトのさっぱり感で飽きずに食べられました。
チョコバナナホットサンド
バナナをスライスし、チョコと一緒に挟んで焼くだけの超・超・簡単レシピです。
バナナは小腹が減った時にささっと食べられるので、キャンプフェスにおすすめの食材です。
できあがり!味はまさに「チョコバナナ」です。食事としてもスイーツとしてもいけます。
チョコが溶けて垂れるので気をつけて食べました。
子連れでフェス!ぜひ、チャレンジしてみてください。
持ち物のポイントをつかむことで、お子様と一緒にフェスがより楽しくなるはずです!
私はいつも、親子でノリノリでフェスを楽しんでいる様子が微笑ましく思います。
是非今年は、「子連れで野外音楽フェス」デビューしてみてくださいね。