外遊が気持ちのいいシーズン突入!
外遊びが気持ちのいいシーズンになってきました。どこかに行きたい気持ちがむくむくと湧いてきます。キャンプ、フェス、海、山、レジャー施設…いろいろしたいし行きたいけど、今週末は泊まりでは出かけられないし…。どうしようかなぁと頭を悩ませていました。何か楽しいことをしたいのに、ゆっくりできる時間はない…。
思い立ってすぐに行ける!とっても身近な遊び“サイクリング”
そうだ!とひらめいたのが「サイクリング」です。自転車なら、こどもと一緒に行けるし、運動にもなるし、ちょっと遠出もできる。お弁当を持っていけば、外でピクニックもできる!うん!たのしそう。そんなことを思いついてワクワクした金曜日。次のお休みは天気も良さそうだし、早速実行しよう!と心に決めました。
サイクリングにぴったりのお弁当はホットサンドに決まり!
金曜日、仕事帰りにスーパーに寄って、明日のピクニックに向けたお弁当の材料を買いました。いろいろと考えた結果、メインメニューはホットサンドにしました。ホットサンドは食パンにお好みの具材を挟んで焼くだけでできあがるとっても美味しいメニューです。
サイクリングのお楽しみを見つけよう!
せっかく行くならテーマを決めたらもっと楽しそう!ということで、今回私はこんな2つのテーマを決めました。
- 景色のいいところでピクニックをすること
- 野草を摘んで夕ご飯のメニューにすること
1つめの「景色のいいところでピクニックをすること」は、子供と二人で探しながら「ここがいいね!」と思うポイントを探してマットを敷いてゆっくりとごはんを食べることです。平日は忙しくて、こどもとゆっくり何かを決めるなんていう時間はほとんどないので、今日はとにかく子供の気まぐれや私のきまぐれを大切に、二人でゆっくりすることをテーマにしました。
2つめは、野草(やそう)探し。私の住む地域は自然が豊かなので、この時期、つくしやよもぎ、のびるなど野草と言われる植物が沢山生息しています。
いつか、食べられる野草を探して、子供と摘んで、それを夕飯に食べる!ということがしたいと思っていました。野菜とはまた違った野草…私が小さい頃は本当にその辺に沢山いろんな野草があって、友達や姉妹と摘んできては「お母さん、採ってきたよ〜」と得意げに夕飯に並べてもらっていました。
野草は決して「美味しい!」という代物ではないのですが、自分で見つけて採ってきた!ということが誇らしげで、祖父母や親や兄弟が「おいしい、おいしい」と食べてくれるのが嬉しくて、誇らしげになったのを覚えています。我が子にもそんな体験をさせてあげたい!と思い、今回2つ目のテーマに入れました。
いざ、出発!
サイクリング当日はとってもいいお天気。ホットサンドのお弁当、にこにこマグボトルに入れた私(ママ)用のホットコーヒー、パカッとマグボトルに入れた子供用の麦茶、外で食べる時に腰を降ろせる用のフィールドマット、ゴミを入れる用のビニール袋、野草を摘んだ時に入れる用のジップロック(大きめ)を持っていざ出発!
サイクリングのちょっとしたコツ!
なるべく車で走れる大きな道ではなく、徒歩や自転車でしか走れない道を選んで走ることをオススメします。
そうすることで普段知らなかった道を発見したり、見慣れない景色に出会うことも多く、“冒険感”が増し楽しさ倍増ですよ。
また、お土産を作ること。今回は「野草」ですが、海辺なら「貝殻や流木」、秋の公園なら「落ち葉や松ぼっくり」など四季折々、場所によっていろいろなお土産を見つけてみて下さいね。
サイクリングのお楽しみ1つめは“ピクニック”
出発して15分、涼しげな竹やぶの広がる場所を見つけました。
普段車で通る大きな道ではなく、わざと小さな道、知らない道へと進んで行ったことで出会えた場所。
竹の間から木漏れ日が降り注ぎとっても涼しげで、そこで少しお茶を飲んで休憩。
心も体もリラックスできたところでまたペダルを漕ぎはじめました。
少し大きな公園についたところで子供から「お腹空いた〜!ごはん食べよう!」との声が。
自転車を停めて二人で好きな場所をみつけてフィールドマットを敷いてピクニックスタート。
お茶を飲んだり、ホットサンドを食べたり時間も関係なく気持ちい青空の下でゆっくりと楽しみました。
サイクリングのお楽しみ2つめは“野草探し”
1つめのテーマ「ピクニック」が終わり、2つめのテーマ「野草探し」を行うことにしました。
これはちょっとしたコツがあります。まずは野草が生えていそうな場所を見つけること、そして、食べられるものかを見極めること。
さて、見つかるでしょうか?
探すこと5分、あったあった!のびる(野蒜)を発見しました!
のびる(野蒜)とはユリ科ネギ属の多年草で、全国の河原や野原などに自生しています。
葉はネギや玉ねぎの葉が細く小さくなった形に似ています。
その部分を持って引き抜くと根元に小さな玉ねぎのようなものが付いていて、その部分をよく洗って食べることができますよ。
たくさん生えていたので、子供と夢中になって抜きました。
ついでによもぎも発見したので、よもぎも採取して2つめのテーマもクリアです。
お土産ができると俄然帰りの道のりも楽しく、足取りが軽くなるのでいいですね。
野生の「のびる」の食べ方をご紹介
家に持ち帰って、食べるまでが今回のテーマです。
「のびる」はこんなふうにして食べると美味しい、というレシピをいくつかご紹介します。
まずは、家に帰ったら水で良く洗い泥を落としておきましょう。
※実際に食べられるものかは各自できちんと調べてから調理して下さいね。
のびるの酢味噌和え
しっかり水気を切ったのびるを酢味噌(味噌1:酢1:砂糖2)と合わせて。
のびるのかき揚げ
しっかりと水気を切ったのびるを細かくして、人参やさやいんげん、ひじきなどと一緒に、氷水で溶いた天ぷら粉につけてサッと揚げます。
辛味もなくなり、サクッとしていて食べやすいですよ。
薬味として
葉以外の部分を細かく刻んで、ネギの変わりに使うのもオススメです。
お味噌汁に入れたり、お豆腐の薬味にしたり、お蕎麦やうどんの薬味にしても香りがたち美味しいですよ。
サイクリングは子供と一緒に楽しめるとっても身近なおでかけプラン
ピクニックをしたり、知らない道や風景に出会ったり、野草や野花を摘んだり、心も体も大満足の1日を過ごしました。
まだまだ気候もいいこの季節、次の週末はお子様と一緒にRicke(リッケ)を持ってサイクリングはいかがですか?