マジカリーノ レンジで発熱する皿は、電子レンジで肉や魚を焼くことができるお皿のことです。
マジカリーノ レンジで発熱する皿とは?
陶器でできたお皿なのに、なぜ「焼く」ことができるのでしょう?
それは、レンジで発熱する皿の表面に施した「発熱釉薬」と、電子レンジの「マイクロ波」が反応して発熱するため。
肉や魚の、お皿に触れていた面を「焼く」ように調理できるのです。
耐熱温度は200度で、
- 電子レンジ
- オーブン
- 直火(ガス火のみ、IH非対応)
の3通りで加熱調理OKです!
では、さっそくレンジで発熱する皿の使い方とコツをご紹介します!
「レンジ調理=蒸し物」だけじゃないんです! 先日、Twitterのアンケート機能を使って質問してみました。 シリコーンスチーマーでよく作るメニューを聞いてみたところ… シリコンスチーマーでよく作るメニューを教えてください(^[…]
コツ①食材を均等な大きさに切る
食材は均等な大きさに切りましょう!加熱ムラが起きにくくなります。
コツ②発熱する皿を予熱する
電子レンジで加熱調理する際は本体を電子レンジ(600W)で3分30秒程度予熱しておきましょう。
お皿をあらかじめ予熱することで焼き色がつきやすくなります。
(食材によって油分や水分が多い場合は、焼き色がつきにくい場合があります。)
コツ③発熱する皿に油を塗る
こびりつきやすい食材は、予熱したお皿に薄く食用油を塗りましょう。食用油を引くことでこびりつきが軽減されます。
予熱後のお皿に油を塗る際はやけどにご注意ください。
こびりつきやすい食材とは?
肉や魚などの動物性タンパク質を多く含む食材や、お好み焼きのような粉物はこびりつきやすくなります。お皿に油を塗り対策しましょう。
逆に水分・油分を多く含む材料を調理する場合は、お皿に油を塗らなくても大丈夫です。
例えば
などの場合は、油を塗らずに調理してもこびりつきにくいです。
では、実際にレンジで発熱する皿を使って料理します!
今回は ①焼き鮭 ②鶏肉と野菜のぎゅうぎゅう焼き の2品を実践。はたして味も見た目も美味しく出来上がるのでしょうか?
①レンジで発熱する皿を使った「焼き魚」
まずは鮭の塩焼きを調理します。結論から言うと、切り身の中までしっかりと火が通り、ふっくらと仕上がりました!電子レンジ調理、あなどれません。
③塩鮭切り身の皮目を下向きに並べて、電子レンジ600Wで3分半ほど加熱します。
④出来上がり!
←発熱する皿に触れていた面が見えるようにしています。
ほんのりと焼き目が付いています。味はどうでしょうか?!
切り身の中までしっかりと火が通り、ふっくらと仕上がりました!
身がパサパサということもなく、ほどよく水分が残り美味しく出来上がりました。
切り身魚をレンジ調理!加熱時間は?
今回の塩鮭2切れは、電子レンジ600Wで3分半程度加熱しました。
500Wで調理する場合は4分30秒+裏返して30秒 加熱しましょう。
また、他の切り身魚の場合は以下をご参考ください。
- サバの塩焼き1切れの場合、500Wで3分+裏返して30秒
- サバのみりん干し1切れの場合、500Wで3分+裏返して1分
レンジ庫内に魚のニオイが!どうする?
切り身魚を電子レンジ調理できるなんて超便利!ですが、唯一のデメリットはレンジ庫内に魚のニオイが残ってしまうこと…。
電子レンジにニオイがついた場合は、緑茶100ccを耐熱容器に入れ500Wで3分ほど加熱してください。庫内をふき取ると、ニオイ取りに効果的です。
②レンジで発熱する皿を使った「鶏肉と野菜のぎゅうぎゅう焼き」
次は「鶏肉と野菜のぎゅうぎゅう焼き」を実践します。
ぎゅうぎゅう焼きは野菜もお肉も一度にとれて、見た目もカラフルで映えるレシピ。オーブン調理が多く、野菜のうまみをぐっと閉じ込めることができます。
今回は発熱する皿を使って、電子レンジで調理します!
オーブン調理もOKですので、電子レンジとオーブン、両方試してみました。
【鶏肉と野菜のぎゅうぎゅう焼き 参考分量】
- じゃがいも:中1個
- パプリカ:1/2個
- ズッキーニ:1/2本
- 鶏もも肉:100g
- オリーブオイル:適量
- ハーブソルト:適量
電子レンジ調理の場合
まずは電子レンジ調理をしてみます。出来上がりは「ホクホク」な食感になりましたよ〜!
⑥電子レンジ600Wで8分加熱します。
ぎゅうぎゅう焼きも、油分が多いためか塩ジャケと同様にあまり焼き目はつきませんでした。
いずれの食材にもしっかり火が通り、「ホクホク」な食感に仕上がりました。
オーブン調理の場合
次にオーブン調理します。食材にみずみずしさが残り、電子レンジ調理とはまた違った出来上がりになりました。
①〜⑤までは電子レンジ調理と同じ手順です。
⑥180度に予熱したオーブンで15分ほど加熱します。
じゃがいもはまだ固かったので、オーブン加熱前にレンジで少し火を通しておくと良さそうです。
レンジ調理、オーブン調理のメリット・デメリット
レンジで発熱する皿を使い、電子レンジ、オーブン調理それぞれで鶏肉と野菜のぎゅうぎゅう焼きを作りました。
それぞれの調理法のメリット・デメリットをまとめます。
(筆者の主観です)
- 早く出来上がる(予熱3分半+調理8分程度)
- ホクホクな食感に仕上がる
デメリット
- 加熱中に食材が跳ねることがある
メリット
- みずみずしい食感に出来上がる
デメリット
- 時間がかかる(予熱に10〜15分程度+調理15分程度)
電子レンジ、オーブンどちらも味は美味しく出来上がりました。個人的には、電子レンジ調理の方が好みです。短時間でしっかりと火が通る点でポイントが高いと感じます。
まとめ
レンジで発熱する皿で上手に調理するコツをまとめます。
- 食材を均等な大きさに切る。
- 皿をあらかじめ予熱する。
- 皿の内面に油を塗る。
また、食材の飛び散りが気になる場合はクッキングシートを被せましょう。
レンジ庫内のニオイには緑茶が効果的です。
電子レンジ調理を活用していただくと、レンジ加熱中は他の作業ができて時間を有効活用できます。今回ご紹介したレンジで発熱する皿はそのまま食卓に出してもOK!洗い物が減ると言うメリットも。この機会にぜひご活用ください!
関連商品
「レンジ調理=蒸し物」だけじゃないんです! 先日、Twitterのアンケート機能を使って質問してみました。 シリコーンスチーマーでよく作るメニューを聞いてみたところ… シリコンスチーマーでよく作るメニューを教えてください(^[…]
今回はシリコーンスチーマーを使っていろんな食材の加熱時間、料理方法をご紹介していきます。 シリコーンスチーマーで時短料理マスターになりましょう! ▼電子レンジで調理する「マジカリーノ」4アイテムのご紹介 [sitecard subtitl[…]
このコラムではシリコーンバッグの使い方や、活用方法をご紹介します。 シリコーンバッグとは、その名の通りシリコーンゴムで出来たバッグ形状の調理道具のこと。 2021年から人気沸騰していますが、どんな風に活用できるのかイメージしにくい方も多い[…]
このWEBメディアを運営している和平フレイズ株式会社は、2021年1月レンジ調理シリーズ「マジカリーノ」を発売しました。 ボウルというと、下ごしらえに使うイメージが強いかもしれません。 でも実は、耐熱ガラスボウルにおいては、コンロを[…]
シリコーンバッグとは、柔らかいシリコーンゴム製の袋型容器のことです。耐冷・耐熱に優れており、 温め 蒸す 潰す 漬ける 低温調理 冷蔵 冷凍 といった7役使いが可能です! そしてシリコーンバッグの「柔らかさ」「耐冷・耐熱」の特徴が[…]