野外音楽フェスの季節がやってきましたね!私はロックフェスが大好きです!!!
今年の参加予定はいまのところ3イベント。お金と時間と相談しながら、もっと行けないかな?と目論んでいます。
野外フェスを楽しむためには、雨対策が欠かせません。
野外フェスが行われるのは主に4月〜10月の間です。夏と秋の梅雨の時期を挟むため、1年で数公演に参加すると必ずどこかで雨に振られます。
今回は、何度も雨の日のフェスを経験した筆者目線で
雨の日の持ち物リストとアイデアをご紹介します!
しっかり準備して来たる野外フェスを楽しみましょう。
雨フェス対策の持ち物リスト
まず雨の日バージョンの持ち物リストをご紹介します。
ポイントは、
- 大きめバッグと身に着ける小さめバッグを分ける
- 基本のアイテムに雨の日用アイテムをプラスする
ということです。
【補足】
- 日帰りタイプのフェスを想定しています。キャンプフェス向けではありません。
- 私の経験値からリストアップしています。服装や飲食物は含んでいません。
ちなみに服装はというと、ざっくりこのような感じです。
春・秋→【上】ロンTの上に半袖Tシャツ+マウンテンパーカー【下】タイツ+ハーフパンツ
夏→【上】Tシャツ【下】ハーフパンツ
野外フェス基本の持ち物
まずは基本の持ち物をご紹介します。
これは雨が降らない日でも準備していきます。
大きめのバッグ(バックパック/トートバッグなど)に入れる持ち物
大きめのバッグにはフェス公演中に「持ち歩かないもの」を入れます。
これはクロークに預けたり、シートエリアに置いておきます。
※シートエリアは盗難注意!自己責任でお願いします。
大きめバッグには以下の物を入れます。
- レジャーシート:シートエリアがある場合。ビニール製であれば雨の日も強い!
- クーラーバッグと保冷剤(クーラーボックスはNG、クーラーバッグはOKなどフェスによりルールが異なります。事前にチェック!)
- 汗拭きシート(真夏の発汗量は半端ないため、メンズ用の大判のボディシートがおすすめ)
- 虫除け(暑い屋外に置くことを考えて、スプレー缶よりも液体タイプがおすすめ)
- 日焼け止め
- 帽子、サングラス(傘類の持ち込みNGの公演がほとんどです。日傘もNGなので帽子を準備しましょう)
- 着替え(真夏の発汗量は半端ないため、Tシャツ1枚でも準備すると安心)
- スポーツタオル(手ぬぐいはコンパクトですぐ乾くのでおすすめです)
- ウェットティッシュ、ティッシュ(洗い場はどのフェスでも限られているため)
- ごみ袋(持ち込んだ飲食物のポイ捨てや、会場までの道中で捨てるのはマナー違反です)
身につける小さめバッグ(ショルダーバック/サコッシュなど)に入れる持ち物
小さいバッグは身につけて持ち歩きます。
貴重品や使用頻度の高いものを入れておきましょう!
- 入場券(必須!!!)
- 財布(小さめのものに入れ替えるとコンパクトで軽量化)
- 鍵
- 常備薬など
続いて、雨の日に追加したい持ち物をご紹介します!
野外フェス雨の日に追加したい持ち物と服装
天気予報を事前に確認し、少しでも雨が降りそうなら以下のアイテムも準備しましょう!
- 45L以上のゴミ袋
- チャック付きの密閉袋
- レインウエア上下 もしくはポンチョ ※防水スプレーしておきましょう
- レインブーツ
- 雑巾にできそうな布(濡れたシートなどを拭いて持ち帰るために使います)
- 折りたたみイス(お尻濡れを防ぎます)
(以下は全部袋に入れます)
- 着替え
- 下着、靴下
- タオル+1枚(多めにあるとそれだけで安心です)
中でも特に重要なアイテムについて解説します。
①45L以上のゴミ袋とチャック付きの密閉袋
45L以上のゴミ袋は、大きいバッグを入れるために使います。
チャック付きの密閉袋は、濡らしたくないスマホ等を入れます。
私は荷物の持ち運びに2種類のバッグを使います。
1つめは着替えやレジャーシートなど、持ち運ばず休憩スペースに置いておく「大きめリュック」。
2つめは貴重品を入れて身につけておく「ショルダーバッグ」です。
それぞれのバッグに雨対策をする際、持っていくのがこれらの「ふくろ類」です。
まず45Lのゴミ袋。これは「大きめリュック」を入れます。
「大は小を兼ねる」で45L以上がおすすめです。袋に入れて、シートエリアにレジャーシートを敷いて荷物を置いておきます。
↓このように入れてます。入れて口を縛るだけ。
※盗難が心配な方は有料クローク(荷物預かり場所)に預けましょう!
大きめの袋をに手荷物を入れ預かってもらえます。
次に、「ショルダーバッグ」の雨対策です。
ここで使えるのが「密閉バッグ(ジップロック等)」です。
これには常に身につけておきたい4点を入れています。
- お財布
- スマホ
- 鍵
- ミニポーチ(常備薬や飴など)
貴重品を入れた密閉バッグを、、、ショルダーバッグにイン!
こうすれば雨で濡れてしまっても中身が守れます!
お財布やスマホといった貴重品が濡れるのを防ぎ、かつ出し入れのしやすさを考慮した、私のベストオブ雨対策です。
ショルダーバッグは濡れてしまいますが…化学繊維なら乾きも早いです!!
ちなみにショルダーバッグにはペットボトルホルダーをつけています。
ベルトホルダーにもつけられます。ぱっと飲みやすいですし、バッグの面積も取らずに済むスグレモノです。
②レインウェア
レインウェアは「野外フェスに必須アイテム」といっても過言ではないです。
わざわざこのために買うのは…と思う方もいるかもしれませんが、野外フェスに今後も行く可能性があるならば揃えておきたいアイテムです。
ビニール製の半透明カッパと比べてみると次のような利点があります。
- 動きやすい(ビニール製のカッパは大きな動きで破れやすいです)
- 蒸れにくい(ゴアテックスなどの素材で作られているレインウェアは、水を弾きながら通気性を保ってくれます)
今までの野外フェス会場では、傘の使用禁止のところがほとんどでした。そのため雨具は必ず用意しておきたいところ。
会場では上下セットのレインウェアや、ポンチョを着ている人が多いです。
③長靴(レインブーツ)
長靴(レインブーツ)も野外フェスに必須アイテムといえます!
レインブーツの良いところは、
- 水を通さないのでどこでも歩ける、不快な気分にならない
- 汚れを落としやすい
というところに尽きます。
後述する「田んぼフェス」状態になることもよくあります。
田んぼ状態の地面にスニーカーで入ったらと考えると…恐ろしいですね。田んぼでなくても足元が濡れるのは気持ち悪いものです。
レインウエア、レインブーツともにアウトドア用のものは高価になりがちですが、
今は作業着のワークマンさんで安価に高品質のものが手に入ったりしますよ。
もっとフェスが楽しくなる「ステンレス真空構造アイテム」
キッチン道具メーカーが運営するメディアだというのに趣味に偏りすぎました…。
ここからは、野外フェスで活躍する「ステンレス真空構造アイテム」の使い方をご紹介していきます!
ステンレス真空構造とは、ステンレスが二重になっていて保冷・保温してくれる構造のことです。
この構造はボトル、タンブラーなどで一般的になりました。冷たい飲み物は冷たいまま、温かい飲み物は温かいままの飲み頃をキープしてくれます。
お酒や炭酸飲料には「タンブラー」
お酒や炭酸飲料にはタンブラーがおすすめ。
フェスによってはリユースカップとして使えるところもあります。
ソフトドリンクには「フタつきタンブラー」や「ボトル」
ソフトドリンクにはタンブラーやボトルがおすすめ。
中身が漏れる心配なく持ち歩けますし、カップの中に雨水が入ることなく楽しめますよ。
これがあれば、雨で体が冷えてしまった時にはホットドリンクを飲むこともできます。
キャンプフェスではお湯を入れて→コーヒードリップに使ったり。
温かいお茶を買って、移し替えたりしています。
最後に私が経験した雨の日フェスエピソード3選をご紹介します!
雨の日フェス3選
野外フェスが行われるのは主に4月〜10月の間です。夏と秋の梅雨の時期を挟むため、1年で数公演に参加すると必ずどこかで雨に振られます。
それでは、私が参加した中でも特に思い出深い「雨の日フェス3つ」をご紹介します。
秋雨で体力を消耗してしまった氣志團万博2017
2017年の9月中旬、千葉県の袖ヶ浦海浜公園で開催されました。この日は始まりから終わりまで雨模様でぐずついた天候でした。
Tシャツの上にセットアップのレインウェアを着て望んだところ、秋のはじめの気温で体が冷えてしまいました。どんどん体力を消耗…。
氣志團万博はエンタメ要素が強く楽しかったのですが、体力が持たずにトリの布袋さんを諦め帰路についたのでした。もっと寒さ対策をしてくればと後悔。
レインウエアの下だけ忘れたモンパチフェス2018
What’a wonderful world!!(通称:モンパチフェス)は、MONGOL800が沖縄で2年に一度開催するフェスです。
沖縄だから暖かい”だろう”し、雨予報っぽいけど大丈夫”だろう”となぜか思い込んでいました。
レインウエアの上だけ持っていったところ、会場に着くなり南国特有のスコールのような大雨…。
上半身は濡れずに済んだものの、下半身は見事にずぶ濡れに…。
それ以来、レインウェアは必ずセットアップで持ち歩くようにしています。
さらに地面は田んぼ状態でした。
ちなみに地面がぬかるんだ状態のフェスは「田んぼフェス」と呼ばれたりします。
余談ですが、こんなときに折りたたみイスがあるとお尻を汚さずに休憩できます。
折りたたみイスの持ち込みが制限されていないフェスであれば、準備していくと快適に過ごせますよ〜!
雷で中断、泣く泣く帰った京都大作戦2017
雷雲が通過し、安全が確認できるまで公演を約2時間中断。
その後再開し、当初のスケジュールを大幅に変更して無事終演したという伝説の公演です。
この日は新幹線の時間が迫っていたため、中断している間に会場を後にしました。
最後まで見れなかったことは残念でしたが、落雷を避けるための避難誘導があったりと、自然の怖さを知った日でもありました。
また、この日は靴(トレッキングシューズ)がずぶ濡れになってしまい歩くたびに気持ち悪い思いをし、これを機にレインブーツを購入しました。
雨の日でも野外フェスを楽しもう!
野外で開催する以上、自然の天気には逆らえません…。
↓こちらの画像を保存して事前にしっかり準備しましょう!
待ちに待ったフェスの日が雨だとしても、しっかり対策をすれば楽しい思い出になるはず。
これを読んだみなさんが楽しい1日を過ごせることを願っています!
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