じわじわと夏が近づいてきた今日この頃。「お茶作り&水筒を洗う」と言う名もなき家事に追われている方も多いのでは?
我が家では、やかんやケトルとしても使える万能なお鍋「ホーローマルチポット」をお茶作りの救世主として使っていたのですが、、、
着色しやすい「ハブ茶」を煮出していたということもあり、汚れがとんでもないことに!!!。
正直、半分諦めていたのですが・・・重曹とメラミンスポンジを使ってキレイに落ちたので、その方法をご紹介します!(合計4-5時間ほどかかりました。)
ホーロー鍋の着色汚れの落とし方
汚れを落とす前の状態です。
週に3〜4日は、ホーローマルチポットでハブ茶を煮出していました。そのまま冷蔵庫で保存もしていたので、着色汚れがヒドイです。
着色汚れを落とすには、汚れの程度によって2通りの方法があります。
- 軽微な着色汚れ→メラミンスポンジ
- ガンコな着色汚れ→重曹(粉末)
もはや、中性洗剤をつけた普通のスポンジでは全く落ちなくなってしまっていたので、今回は最初から重曹を使って着色汚れを落としてみました。
重曹やメラミンスポンジで汚れが落ちる理由は?
重曹は水と混ざることで弱アルカリ性を示し、脂肪やたんぱく質(焦げ・汚れのもと)と反応することで加水分解を起こします。
この重曹水を加熱すると炭酸ガスと二酸化炭素が発生します。
重曹と水で分解された焦げ・汚れが、炭酸ガスの効果で浮き上がる仕組みで焦げ・汚れを落とすことができます。
【1回目】重曹で煮出し→2時間放置→普通のスポンジ
①着色汚れが浸る程度の水を入れ、小さじ2程度の重曹粉末を加えて火にかけます。
②沸騰したら火を止めて数時間おきます。今回は2時間程度おいてみました。
③鍋の中の水を捨て、スポンジに中性洗剤をつけて洗います。
底面はこするだけでスルッと汚れを落とすことができました!しかし、頑固な汚れだけあって、側面などはなかなか汚れが落ちない。
中性洗剤をつけたスポンジで、ていねいに細かく落とすこと10分程度。
やっとここまで落ちました。
側面にまだまだ、着色汚れが残っているので、重曹2回目へ。
※重曹の量は市販の掃除用重曹のパッケージに表示されている分量を参考にしています。
※重曹水を直接手で触ると手荒れの原因となる場合もあるので、心配な方はゴム手袋をご使用ください。
【2回目】重曹で煮出し→2時間放置→メラミンスポンジ
①1回目と同じく、着色汚れが浸る程度の水を入れ、小さじ2程度の重曹粉末を加えて火にかけます。
②沸騰したら火を止めて数時間おきます。2回目も2時間程度おいてみました。
③鍋の中の水を捨て、今度はメラミンスポンジでやさしくこすってみました。
重曹2回目ということもあり、1回目よりかなり汚れが落ちやすかったです!
なかなか落ちなかった汚れも、スルスルとおもしろいほど落ちていく。
比較すると、こんなにキレイに落ちました!
着色汚れ、もう落ちないかも。。。と半分諦めていましたが、ここまで落ちるとは。重曹の威力を実感しました。
ちなみにメラミンスポンジは、メラミン樹脂をミクロン単位で発泡させたメラミンフォームという材質でできています。
細かな網目構造で汚れを落としますが、ヤスリのように汚れを削り落としていくものなので、細かい傷が残る可能性があります。使いすぎには注意しましょう。
汚れがスッキリ落ちたので、お味噌汁や揚げ物、白湯を作るのにも躊躇がなくなりましたよ〜。
ホーロー鍋のお手入れの方法はこちらでも紹介していますので、ぜひやってみてくださいね!(重曹は、100円ショップやスーパーでも売っています)
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今回登場した、rintoホーローマルチポットとは?
①コンパクトでオシャレなのに2.2L
まずはなんといっても、このオシャレな見た目!卓上に出しっぱなしでも、生活感があまりない。
こんなにコンパクトなのに、満水容量2.2Lとたっぷり入ります。(※満水容量=お鍋のフチまで入れた場合の量)
キッチンカウンターの脇や、狭い場所にもスッポリ収まってくれます。
②匂いがつきにくいので、味噌汁鍋や揚げ鍋にもOK
表面がガラス質でできたホーロー製なので、匂いがつきにくいのが特徴。お茶を沸かす以外にも、煮る、茹でる、ご飯を炊く、揚げる、和える、保存するなど1台7役も使えます。
我が家では、冬場は味噌汁やスープ作り、揚げ鍋として使い、夏は2台目のやかんとして使っています。
1年を通してずーっと活躍してくれるスタメンです。
③煮出し具合&残量が見える
蓋がガラスでできているので、上から覗けば残量もよく見えます。やかんを持ち上げたらお茶がもう残ってなかった(涙)という残念なことも防げます。
お鍋として使う時は、お出汁やスープの色もよく見えて良いです。(↓アイスティーを作るときも便利)
④冷蔵庫にスッキリ収まる形
お鍋本体の高さは、約150mm。鍋蓋がフラット&つまみも小さく、冷蔵庫にもスイスイ入ります。
(※500mlのロング缶よりちょい低めです。)
ハンドルがギュッと下に曲がっているので、冷蔵庫内でも邪魔になりません。
⑤口が広いのでお手入れしやすい
口が広いので、お茶っぱを出し入れするのに便利。うっかりお茶っぱを出し損ねてしまった!なんてこともなくなります。
また、隅々まで手が入るので、お手入れもしやすい。子供たちが飲むことを考えると清潔に保て安心です。(ステンレスのケトルだと、中が見づらいことも。)
デメリットは、急冷できない&やや重い&着色汚れ
①急冷できないこと
割れやすいガラス質でできたホーローなので、急冷ができません。
お茶を沸かした後、洗い桶につけてお茶を冷ますということができないので、我が家では、夜に沸かして朝冷めた後に冷蔵庫に入れるか、ピッチャーに移しています。(注ぎ口があるので便利です。)
②重いこと
ホーロー製なので、ステンレス製と比べるとやはり重いです。
沸かした後は両手ミトン装着で持つようにしています。
③汚れが目立つこと
内面が白いだけあって、着色汚れも気になります。逆に言えば、清潔に保てるということですが。
もし、着色で汚れてしまったという時は、前述の重曹とメラミンスポンジでお手入れしてみてくださいね!
関連商品
商品サイズ | 約250×170×150mm 蓋を除いた高さ 約125mm |
重量 | 約1,000g |
材質 | 本体:ほうろう用鋼板 表面加工:ほうろう ハンドル:フェノール樹脂 蓋:全面物理強化ガラス |
満水容量 | 約2.2L |
原産国 | タイ |
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