旅したつもり企画!
世界を旅したつもりで、その土地の名産の食材をホットサンドメーカーで挟んじゃおう!
今回はドイツです。ドイツと言えば、ビール?ソーセージ?サッカー?ベンツ?などなど、いろんなものを思い浮かべると思います。ドイツのことや、おいしいレシピもご紹介していきます。最後までお付合いくださいね。
ドイツはどんなところ?
ドイツ連邦共和国は16の州から成ります。面積は日本より少し小さい357,021㎢で、人口は日本より少ない8060万人です。首都はベルリン、通貨はユーロです。
日本からは直行便の飛行機で約12時間。時差はドイツの方が日本より8時間遅れています。
私はビジネス街と言われるフランクフルトしか行ったことがありませんが、装飾がたくさんある建物が日常的にある風景に感激しました。
ここが日本と違う!
過去3回、展示会視察でドイツはフランクフルトへ行きました。そこで感じた日本との違いをお伝えします。
①マスクはNG
過去3回とも2月の寒く、乾燥した気候の時にドイツへ行きました。日本の2月と同じような気候です。日本では、インフルエンザ予防や乾燥予防でマスクをした人が多い時期ですよね。
実はドイツではマスクをつけた人は全然いませんでした。なぜかというと、
- ものすごい病気をしている(うつされたら困る)と思われる。
- 顔を隠すことが不審に思われる。
ドイツではマスクを付けない方がベターですね。
②ビールのグラスに線がついている
ドイツと言えばビール!日本でも各所で開催されるようになった「オクトーバーフェスト」発祥の地でもあります。
飲食店でドイツビール「ヴァイツェン」を頼むと、長〜いグラスに入って運ばれてきます。グラスには「0.5L」の文字。これは、この線までビール部分(泡でない)を入れたことを確認するためについているのだそう。泡でごまかすのを防ぐ施策なのだそうです。
③券売機はあるのに改札がない
移動手段は電車、地下鉄、バス、タクシーなど日本と変わりありません。地下鉄では、券売機があるのに改札がないのです。
路面電車でも同様で、切符を買っても運転手さんへ見せることはありません。
ただし、無賃乗車は厳禁です!パトロール中の警察官に見つかると、大きな罰金が科せられるそうです…!
ちなみに電車は、時刻通りに来ないことが当たり前です。整列乗車もしません。
ゆる〜い空気感がいいなあと思ったりしました。
ドイツの食事
私たちはホテル暮らしだったため、毎日このような食事でした。
- 朝:ホテルのバイキング(パン、チーズやサラミ、きゅうりやトマトのスライス、グラノーラなど)
- 昼:フードコートで好きなセットを注文
- 夜:飲食店でお肉とお酒
ドイツの一般家庭では少し違って、朝食と夕食を簡単なもので済ませ、そのぶん昼食には時間をかけたっぷりと食べることが多いそうです。
今回はドイツでおなじみの食材を使ってホットサンドを作ります!
カリカリチーズのローストポークサンド
とろけるチーズをカリカリに焼いた香ばしさと食感がクセになるホットサンドです。ホットサンドは食パンを使うことが多いですが、今回はドイツでポピュラーなライ麦パンを使用します!
材料
- ライ麦パン(カンパーニュ)・・・2枚(約2cm幅スライス)
- ローストポーク・・・45g
- トマト・・・1/4個(40g)
- レタス・・・15g
- ピザ用チーズ・・・40g
- 粒マスタード・・・5g
- マヨネーズ・・・8g
①材料を準備する
ローストポークは5mm幅のスライス、トマトは5mm幅の半月に切る。レタスは手でちぎる。
②具をのせる
ホットサンドメーカーにピザ用チーズ20gを入れ、ライ麦パンをのせ、粒マスタードを塗る。ローストポーク、トマト、レタスの順にのせ、マヨネーズをかけてもう一枚のライ麦パンではさみ、ピザ用チーズ20gをのせてはさむ。
③焼く
両面を中火〜弱中火で約2分ずつ、チーズがカリカリになるまで焼く。
④完成
火が弱いとチーズがカリカリになるのに時間がかかり、中の具に火が通りすぎるので初めは中火で焼いてくださいね。裏返して火が強いようだったら弱中火に調整してください。
簡単ローストポークの作り方
ホットサンドに挟んだローストポークは簡単に手作りできます!
材料
- 豚肩ブロック・・・250g
- にんにく(すりおろし)・・・5g
- ローズマリー・・・1枝
- タイム・・・1枝
- 塩・・・小さじ1/2
- オリーブオイル・・・小さじ2
作り方
- 豚肩ブロックに、すりおろしにんにく、ローズマリー、タイム、塩を揉み込み、ラップをして30分以上置く。
- miniおそとパン(ナベ)にオリーブオイルを入れ中火にかけ、①の表面を焼き目がつくまで焼く。
- ふたをして弱火で約10分、裏返してさらに約10分、蒸し焼きにする。火を止めそのまま粗熱が取れるまで置く。
カラフルザワークラウトとフランクフルトのサンド
ソーセージなどの肉料理をはじめとし、様々な料理の付け合わせになるザワークラウト。ザワークラウトに生の野菜を加えてシャキシャキ食感をプラス!
材料
- 食パン 8枚切り・・・2枚
- フランクフルト・・・100g
- ザワークラウト・・・30g
- 紫キャベツ・・・10g
- にんじん・・・10g
- 塩・・・少々
- 粒マスタード・・・5g
- ケチャップ・・・10g
- ピザ用チーズ・・・15g
- バター・・・5g
①材料を準備する
紫キャベツは千切りにする。にんじんは皮をむいて千切りにして、軽く塩をふって約5分おき、水気を切る。
②フランクフルトを焼く
フランクフルトは縦半分にし切り目を入れ、ホットサンドメーカーに片側で両面を焼く。
③具をのせる
ホットサンドメーカーを洗い、水気を拭いて、両面にバターを塗る。食パン1枚をのせ、マスタード、ケチャップを塗り、フランクフルト、ザワークラウト、にんじん、紫キャベツ、ピザ用チーズ、食パンの順にはさむ。
④焼く
両面を弱中火で約2分ずつ焼いたらできあがり。
長いフランクフルトを使用する場合は、パンの大きさに合わせて約5〜6cmの長さにカットしてください。切れ目を入れると食べやすくなります。
お家でザワークラウトの作り方
今回は瓶詰めで売っているザワークラウトを使用しました!実はご家庭でも作ることができるんです。興味のある方はチャレンジしてみてください。夏場の室温が高い場合は腐敗しやすいので、秋〜春に作りましょう。
材料
- キャベツ・・・300g
- 塩・・・小さじ1
- 唐辛子、ハーブ・・・お好みで
作り方
- キャベツを千切りにして、ストックバッグに入れる。
- 塩を入れよくもむ。鷹の爪やハーブも入れて、空気を抜いて密閉する。
- 平らにして、重石をして常温で数日〜1週間程度おく。
- 気泡が出て発酵したら、瓶に移し替えて冷蔵庫で保管する。
ザワークラウトは室温によって発酵日数が異なります。気泡が発生し、すっぱいにおいがし、キャベツの色が落ちていれば発酵しています。発酵後は必ず冷蔵庫で保管してください。
お家でも旅気分♪
パンの種類も豊富なドイツ。やはり、パンと相性のいいメニューばかりでした!
ひと手間くわえてホットサンド作り、ぜひお試しください!