2019年はどんな1年でしたか?わたしは、縁に恵まれた年でした。初対面の方とも多くお会いすることができ、大変勉強できました。
初めての人ばかりでもなく、昨年は初めてのモノにも触れる機会がありました。
鉄フライパンです。
10月に鉄フライパンデビューをしました。前回は鉄フライパンとアルミフライパンでトーストを焼き比べました。
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鉄フライパンは、「サクサクふわふわ食感」、アルミフライパンは「ふわふわモチモチ食感」でした・同じ時間・材料で焼いたのに、材質によって差が出ることを体感しました。
今回はお肉です。鉄フライパンでお肉を焼くと、おいしくなると知ってはいましたが、未だに自宅では挑戦できていなかったのです。
そんな「鉄製」キッチン道具の初心者が鉄フライパンと対峙して、お肉を焼いてみました。
おいしくお肉を焼いていきます
■材料
- 牛肉…2枚
- バター…1かけ
- 焼肉のタレ(市販のもの。食べる時に使用します)…お好みで
■道具
さっそく作ります。
①牛肉を常温に戻す
あらかじめ牛肉は冷蔵庫から取り出して、常温に戻しておきます。
②鉄フライパンに油返しをする
調理前に鉄フライパンを油返しします。焦げつきにくく調理できますので必ず行ってください。
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③鉄フライパンでバターを加熱する
鉄フライパン本体が温まったら、バターを入れます。バターは焦げやすいので火加減に注意します。
④強火で約2分ずつ牛肉の両面を焼く
鉄フライパンにお肉を入れ、まずは強火で約2分ずつ両面を焼きます。
お肉を入れた瞬間、ジュ―っという音と、煙が一気に上がってきました。ステーキ店でお肉にソースをかける時に出る、あの爽快な音です。
強火で焼くと、肉の表面はすぐに香ばしい色になりますが、中までしっかり火が通ったわけではないので注意してください。
⑤中火で約2分ずつ両面を焼く
火力を中火にし、片面2分ずつ焼いて完成です。
⑥切り分け、お皿に盛り付ける
一口サイズに切りました。
市販のステーキ用のタレをかけていただきました。下味し忘れが功を奏したのか、肉の旨味を感じることができました。
外はカリッと中は弾力があって美味しく、ご飯がすすみました。
断面も美味しそうないい色味に焼けました。
使用後のお手入れは意外と簡単!
鉄フライパンはお手入れが難しいと思われがちですが、やることを覚えてしまえば案外簡単です。
①たわしやスポンジを使って洗う
洗剤を付けずにぬるま湯でタワシで洗います。
②鉄フライパン本体を拭き、空焚きをする
フライパン本体を拭いたら、空焚きをして完全に水気を飛ばします。ここで十分に水分を飛ばさないと、錆びの原因となるので注意です。
③鉄フライパン本体に油をなじませる
水気が飛んだのを確認したら、キッチンペーパーで油をなじませてお手入れ完了です。
取扱説明書にも使い始めやお手入れ方法に関して記載があります。鉄フライパンをご購入の際はぜひご覧ください。
また、こちらの記事にも写真付きで鉄フライパンのお手入れ方法をご紹介しています。ぜひご覧ください。
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我が家の鉄スキレット失敗談
鉄製品、我が家には苦い思い出がありました。
オーブン一体型コンロの故障
数年前、ブームになった鉄スキレット。鉄スキレットとの出会いは、1冊のムック本でした。
ちょうど真冬に我が家のオーブンが故障しました。わが家はオーブン一体型コンロなのですぐに買い替えることができず、オーブン風料理が作れる鉄スキレットをフル活用していました。
ガスはもちろんのこと、魚焼きグリルでも調理できるので大活躍でした。
サビさせてしまった
ところが、鉄スキレットの使用後は洗剤を使わずお湯で洗う、油を塗って保管することを知らなかったのです。
母に尋ねると、「汚れが本当に落ちているか不安になるし、使うときに油をひいているので問題ない」と、毎回きれいに洗剤で洗っていました(空焚きはしていたようです)。
わが家のように使い始めの状態へリセットし、サビさせてしまっている方は意外に多いのではないでしょうか。鉄を育てずにリセットはもったいないです!
「鉄製」キッチン道具に対するイメージ
鉄フライパンがわが家に来てから、鉄製品に対するイメージが少し変わりました。
私は実家暮らしで、平日の仕事後は帰宅すると21時を回っています。
土日の昼や夜にカレーやパスタなどちょこっと料理するレベルの私が、鉄製品を使いこなせるのか?
- 食や道具にこだわりの強い人が使うものでは?
- お手入れが面倒くさそう。
- 扱いが難しいから上級者向けっぽそう。
こんなイメージをもっていましたが、先ほどご紹介したように、お手入れ方法は流れを覚えてしまえば案外簡単した。
お肉も美味しく焼けて、鉄フライパン初心者の私でも失敗なく扱えました。
鉄フライパンって重くないですか?と聞かれますが…
材質が鉄なので、もちろん重量感があります。
ただ、今回使用したenzo(エンゾウ)シリーズの鉄フライパンは「焼き調理」に特化しています。同サイズのフライパンより焼き面積が広いのです。
フライパン自体の重さはありますが焼ける量は多くなっています。
例えば、今回使用したサイズは24cmです。
焼ける面積は、弊社で取り扱っている26cmフライパンと同じくらいあります。
焼き面がフラットなので一度にたくさんの食材を調理することができるのです。
試作を重ねて完成した鉄フライパン enzo(エンゾウ)
enzo(エンゾウ)の鉄フライパンは工場の職人さんたちが技術を盛り込んで作りました。
工場の職人さんたちが角度を調整しながら、いくつも試作品を作ってenzo(エンゾウ)シリーズはできました。
ぜひ、お手に取っていただければと思います!
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