一人暮らしを始めた当初から、自炊して、節約のためにお弁当作りをしようと決めていました。
しかし、引っ越しの段ボールの片づけや慣れない環境で、「みんなどうやってお弁当なんて作ってるんだ?」と真剣に悩んだことがありました。
今回は一人暮らしを4年間続けて、挫折しながらも見つけてきたワザ7つをご紹介します!
この機会にぜひ、節約と健康を同時に叶える「自炊」をしてみませんか?
まずは「ごはん」を炊いてみよう【ワザ1】
一人暮らしを始めたあの頃の私は、完璧な自炊生活を求めすぎていたのです。
思うように自炊できない私は、一周回って「お米さえあれば大丈夫かも!」と気付いたのです。好きなおかずやご飯のお供があれば、食事になります。
また、炊飯器をまだ買っていなかったので、鍋で炊飯に挑戦してみました。
使ったお鍋は ToMay(トゥーメイ)マルチポット です。
※他の蓋つきのお鍋でも炊飯できます。マルチポットの容量と近い鍋を使ってみてください。
<マルチポットで炊飯する場合の米・水の量>
マルチポット Mサイズ(容量 約2.2L)
お米 | 水 |
加熱時間 |
1合 | 200ml | 沸騰したら弱火で10分 |
2合 | 400ml | 沸騰したら弱火で12分 |
マルチポット Lサイズ(容量 約3.0L)
お米 | 水 | 加熱時間 |
1合 | 200ml | 沸騰したら弱火で10分 |
2合 | 400ml | 沸騰したら弱火で12分 |
3合 | 600ml | 沸騰したら弱火で14分 |
今回はToMay(トゥーメイ)IH対応マルチポット Lサイズを使った白米の炊き方をご紹介します。 マルチポットを使った炊飯方法 ToMay(トゥーメイ)IH対応マルチポットLサイズは1〜3合の炊飯ができます。今回は最大[…]
①米を研いで30分以上水に浸ける
米は洗って30分以上水に浸けて、水気を切ります。
②鍋に米・水を入れて中火で加熱する
マルチポットに①と炊く分量の水を入れて蓋をし、中火で加熱します。
③沸騰したら弱火にする
沸騰したら弱火にします。
※加熱時間は上記の表を参考にしてください。
④15分程度蒸らす
火を止めて、蓋をしたまま15分蒸らします。
※蒸らし時間は全ての分量で共通です。
⑤鍋炊きご飯できあがり!
炊けました!お米がつやつやしています。
炊きたての鍋炊きご飯はもちろん美味しいのですが、その真価を問われるのは「冷凍して温めたものを食べたとき」だと思います。
鍋で炊いたごはんは、米つぶ同士が団子状にならず、フワッとほぐれます。まるでさっき炊いたお米のようです!鍋炊きご飯にトライして、違いを体験して頂きたいです。
あとは、好きなおかずやご飯のお供を用意して食べましょう。
鍋炊きご飯、失敗しそう…
初めて鍋炊きご飯をするので、当然かなり不安でした。
「せっかく買ったお米をダメにしてしまったらどうしよう…。」
しかし、まずはやってみないことには始まりません!一度チャレンジしてしまえばあとは反復です。慣れると拍子抜けするくらい簡単ですよ。
今回使ったお鍋はこちら。1台で7役調理できて便利です。
ごはんを小分けにして冷凍しておく【ワザ2】
一度に2合ほど炊いた場合は、小分けにして冷凍保存しておきましょう!
方法は簡単で、目分量で計っても良いですし、
正確に計りたい場合は、デジタルスケールを用意しましょう。
大体同じ量になるようしゃもじで分けて、四角く平らにしてお米が温かいうちにラップでくるみます。
私は冷蔵庫のスペースを活用するために、大ききめのタッパーに立てて並べています。
夜に冷凍庫に入れると、朝家を出るころにはごはんが冷凍されています。暑い時期には冷凍ご飯が保冷剤代わりにもできます。
お弁当はごはんだけ持参し、おかずは現地調達【ワザ3】
炊飯器や冷凍庫にお米だけある…。一人暮らしなら、そんなシチュエーションも多いかもしれません。
忙しい時は無理してお弁当を作る必要はありません!たまにはズボラでもOKです。
私がよくやるワザは、会社にごはんだけ持って行って、スーパーやコンビニでレトルトカレーを買ってかけるというランチです。
あとは、サラダを買うか、カットした野菜やゆでたまごを持参すると栄養バランスもばっちりです。
密閉容器をお弁当箱代わりにする【ワザ4】
ごはんの残りを翌日のお弁当に持参することも多いのですが、ある時からお弁当箱に詰めることをやめました。
なぜなら、
- 上手く詰められないので見た目が残念と感じる
- お弁当を詰める時間がもったいない
と思うようになったからです。
なので現在は、密閉できるプラスチック容器に入れて会社に持参しています!
見た目がゴツゴツして完璧なお弁当ではありませんが、自分のペースに合っているのでとても快適なお弁当ライフを過ごしています。
ワンプレート料理を作る【ワザ5】
ワンプレートレシピなら、忙しい平日夜でもサッと作れます。
食器が1つで済むので、洗い物も減って一石二鳥です!
季節野菜を活用したワンプレートレシピをいくつかご紹介します。
煮込み料理に挑戦してみよう【ワザ6】
料理に慣れないうちは段取りに慣れずバタついてしまう事も多々ありました。
同時進行しながら調理しなくてはいけないので、「料理ってこんなに大変なのか。」と痛感しました。
そんなお料理ビギナーさんにおすすめの調理法は「煮込み料理」です。
何故かというと、落ち着いてゆったり進めることが出来るからです。
手順は
鍋に食材と調味料を入れる→レシピ通りの時間で煮込む
というように、簡単なので安心して調理出来ます!
味付けもレシピ通りか、
醤油・酒・みりん・砂糖を各大さじ1のような同比にすれば、ほぼ失敗しないと思います。
簡単!鶏手羽元・ゆでたまごの黒酢煮込み
今回は私のおすすめレシピをご紹介します。
まずは材料を用意しましょう。
<材料>
- 鶏手羽元…6本程度(お好みの量で)
- ゆでたまご…4個程度(お好みの量で)
- カンタン黒酢…70cc
- 水…70cc
- にんにくチューブ…1センチ程度
- しょうがチューブ…1センチ程度
味付けは、ミツカンさんの「カンタン黒酢」を愛用しています!醤油や酢、砂糖など全て配合されています。
もし自宅に無い場合は、
- 酢…1/2カップ
- 醤油…1/4
- 砂糖…大さじ2
- 水…1/4カップ
で味を調整してみてください。
鶏手羽元・ゆでたまごの黒酢煮込みレシピ
あらかじめゆで卵を作っておきます。
マルチポットに、ゆで卵以外の材料をすべて入れ、中火で5分ほど煮ます。
アクが出たら取り除きましょう。
アクを取り終わったら、ゆでたまごを入れて15分ほど煮ます。
あっという間に完成しました。
お酢の味が食欲をそそり、さっぱりと食べやすいですよ。
煮込み料理にもToMay(トゥーメイ)マルチポットを使っています。
タレをお皿に注ぐ時も…
マルチポットは注ぎ口が付いているので、こぼさずお皿や保存容器に注ぐことができます!
調理後はすぐに片づける【ワザ7】
食事を済ませた後、待っているのは洗い物。ついつい放置したくなりますよね。
少し憂鬱になりますが、
- お気に入りの水切りかご
- 食器洗い用ゴム手袋
- 汚れ落ちの良い洗剤とスポンジ
このセットがあれば洗い物も少しは楽になります。
私も洗い物は得意ではありませんが、「洗えば清潔に、キレイになるんだ。」と前向きに考えて、過程を楽しむようにしています。
狭いキッチンならコンパクトな水切りを
私の家はコンロが2口、シンクもミニサイズなので、ミニマムな YOHAKU(余白)シンクオンコンパクトバスケット を活用しています。
洗い物を置くと、自然と水がシンク側に流れるので、トレーにたまった余計な水気を切りながら乾燥できます。
シンクに橋渡しして使うこともできるのですが、
我が家にシンクオンするスペースは無いので本来の機能を使っていません。
トレーの上に置けば狭いキッチンでも活躍します。
15秒だけで完了!最後の拭き上げ
実は意外とここが一番重要だと思っています。
「後片付けもこまめに、汚れをためこまない」ということが、自炊を続ける基礎になると思います。
汚れたキッチンでは、料理へのモチベーションが下がりま。でも、わざわざ掃除の時間を設けるなんて面倒な話ですよね。
なので、洗い物が終わったタイミングに、いらない布でシンク・コンロなどをササッと一拭き!
水でぬれたシンク周りを拭いた水分で十分きれいになります。
また、汚れを残すと、害虫が寄ってくるリスクも倍増します!
「ちょっと面倒」と思うかもしれませんが、15秒ほど拭けば終わりです。ベタベタにこびりついた汚れを後日拭くより格段に楽ですよ!
夫と2人暮らしの我が家では、3食の食事作りは自分、食器洗いを夫が担当しています。 自分:朝昼晩の料理夫:朝食後の食器洗い、夕食後の食器洗い(お弁当箱と水筒も) 最近の夫は仕事が忙しく、帰宅が22時以降となることもザラに[…]
自炊って楽しい
私は家事が好きです。なぜなら、無心になれるから。
美味しい物を食べる、ゆっくり休むことはもちろん、家事をすることでリフレッシュになっています。
完ぺきを求める必要なんてありません。皆さんも自分のペースで、自炊を楽しんでみてくださいね。
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